2Oct
あまりにも大量生産されているものに囲まれて過ごしていると情緒が育ちにくいのではないか、と感じることがあります。囲まれているモノに心が宿っていないと、心に触れる機会がそれだけ少なくなるので当たり前といったら当たり前なのかもしれません。
バリ島で山を一つ買ってそこで育てた木を一枚板の家具や彫刻アートを作っているところがあります。触り心地も素晴らしく、見ていて飽きない逸品で何代にもわたって使えるようなものばかり。そのオーナーさんのご自宅兼工場ではそいういうものがゴロゴロおいてあります。私も子供が小さいときからよく連れて遊びに行かせてもらい、子供たちはそれらに触れて走りまわっていました。子供たちの感性を育てるいい場所だったと思います。
しかしながら近代化の進むバリ島でも工芸品の技術継承が難しくなっていると聞き驚きました。なんてことなんでしょう! 端正に心を込めてつくった逸品というものを見たことがない人は、心が宿るモノとは何かなど知るよしもなくなるでしょう。
インティバリやプリムの石鹸やオイル、クリームは世界各国から厳選された天然成分100%。すべての工程が手作業で丁寧に作られています。
人を育てるのは今のこの一瞬の積み重ね。情緒豊かであることは人間の要、人間力です。
何気ないときでも愛する子供たちを囲むモノは愛のカタチであったらいいな、と思っています。
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