23Aug
バリ島にある和を表現するダンスチーム・シューティングスターズの構成員は日本とインドネシア両文化を継承するハーフやインドネシアで生まれ育った日本の子供達です。生まれながら日本とインドネシアの架け橋であることを自覚して各種イベントに出演し、日本インドネシア国交樹立60周年の今年はバリ島における記念行事のメインキャラクターに就任するなどその活躍は目覚ましい。
このシューティングスターズの立ち上げから現在まで9年間、総指揮として携わっていますが、人は力だと思うことがたくさんありました。
小学1年生から高校生までの男女総勢60人とその保護者だけで150人以上、大きいイベントだと親戚一同の応援団が加わり一大集団になります。振付はもちろん、衣装も生地から問屋街に何度も足を運んで探して作るオリジナル、小道具も御輿から獅子舞のかつらまでバリ島素材で作るチーム内サポーターのオリジナルです。決して資金が山ほどあるチームというわけでなく現在の部費は1人月千円。これで年間五回ほどの舞台に立ちます。そうです、関わる人は全てボランティアのアイディア勝負。毎年、前年を上回るものを目指しているため生みの苦しみは増すばかり。
それでも、1人の情熱が次々伝染し大きな力となって進んでいくチームで、いつも誰かしらが情熱の発信源になっている為、衰え知らずで走って来れたのだと思います。この9年間、毎年、バリ島最大級イベント・サヌールビレッジフェスティバルのゴールデンタイムに出演させていただいている他、前インドネシア大統領主催の国際イベントや日本大使館主催の記念行事に出演するなどたくさんの機会に恵まれました。
小さな不安は皆で粉砕し、小さな喜びは皆で増大させることができる。人は力。人の集まりは常にこうありたいと思います。
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