31May
海外生活のほうが日本滞在期間より二倍長い私は外人目線をもっている日本人のようです。日本にずっと住んでいる人からすれば当たり前の光景で感動しないものでも、私にとっては日本を感じる風景にみえることに気づきました。日本を感じる風景は、日本人にとって当たり前のものですからそれが観光資源になると思わないのも当然なのですが、外国人からするとその「日本人の当たり前」が興味深かったりするのです。
富士山や桜やお寺の他にわかりやすい日本の特徴は自動販売機や回転寿司。これらは治安が良くなければ普及しないので日本人がどれだけ良識ある国民かを物語っているのではと思います。また、全員が裸でお風呂に入る温泉やお銭湯などはあまり例のない独自の文化だと思います。見知らぬ人同志でもそうだけど知っている近所の人同志でも裸の付き合いです。オープンなんてもんじゃない。おしとやかで内向的と言われる側面との比較が面白い。
観光資源は自然、気候、食べ物、文化、といわれ、日本は全てに恵まれています。まだまだ日本の魅力を発信できる要素はたくさんあります。そして観光資源の最もたるは「人」だと思います。どういう「人」に会ったか、どういう人達がどういう町をつくり空気をつくっているか、は外国人観光客にとって一番印象に残るところになると思います。
日本はインバウンド事業を強化し、訪日観光客の目標人数を年間4000万人としたようです。オリンピックに向けて、その熱は落ちることなく外国人から見る「日本の魅力」「日本らしさ」を見つめなおすきっかけになります。日本の魅力、日本独自のものを意識することは個人のアイデンティティにもつながります。国をあげて日本を世界にアピールするチャンス、インバウンド事業、応援します!
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